May 16, 2010 17:49:37 by RIKIYA MARUTA
前職の広告代理店に勤めている頃、出社前の確認は簡単だった。「携帯電話、財布、煙草」と唱えながら、持ち物確認をして自宅を出ていたことを覚えている。毎日手ぶらでくるボクに対して上司や同僚達が「カバンないの?」と聞くが、何でカバンを持ち歩くのか必然性が理解できなかった。クライアント先に行く時だけは手ぶらというのも具合が悪いので、何も入っていないアートバッグとかを持って行ったものだった。
しかし今のボクは、クロークでも「重いですね」と言われるほどの重いカバンを持ち歩いている。中身は三種の神器であった「財布、携帯、煙草」に加えて、ノートパソコン、iPhone、データカード、電源、デジカメ、パソコンのコード類、読みかけの本、書類、サプリ多数、等々。
当時もPHSベースのデータ通信カードを持っていたが、遅過ぎて使う気になれなかったので、まずノートパソコンを持ち歩かなかった。あとブログを書く事もなかったのでデジカメも存在すら忘れていた。しかし、ハイスピードのデータ通信がリーズナブルな定額費用で可能になり、そしてブログが習慣化してくると、この2つを持ち歩く必然性がでてきた。ただ、この2つを持ち歩くには手ぶらという訳にはいかず、カバンを持つことになった。カバンを持つと、進行中のプロジェクトの書類やら本やら、サプリやらと持ち歩きたくなるし、あとカード類を入れた名刺入れ(使う頻度の低いクレジットカードやお店のメンバーカード)なども持ち始めたりしてしまった。
結果、持ち歩くものへ「リスト入りさせる基準」が大幅に下がる事になった。佐藤可士和さんの超整理術の反対を突き進んでいる感じである。結局、本も読まなければ、書類も開くことはなく、頻度の低いカードは存在すら忘れ、サプリも朝しか飲まない。ノートパソコンだって本当はいらないのかも。そう思ってショルダーバッグにしてみようと考えた。そしてそこに入るものは、携帯、iPhone、煙草、ライター、財布、鍵、そしてiPadか。(ちょっと遅れたけどiPad 3Gの予約をしようとしたら、初回分の予約受付は終了したとのこと・・・。)
そんな感じで一度増えた荷物たちは、また減る方向になると思われ、ボクのカバンは手提げ型からショルダーにコンパクト化されると期待されるが、クラウドとかビジネスを支援するネット環境の快適な進化なくしてはありえないことだ。またそこには行動ターゲティングによる広告費の最適化のチャンスも転がっている。
Apr 26, 2010 04:29:28 by RIKIYA MARUTA
Apr 20, 2010 21:45:41 by RIKIYA MARUTA
丸の内の皇居を望む場所に本舘を構える「東京會舘」。創業以来、国賓や公賓を迎えるとともに、日本のフレンチを引っぱり、そして多くの有名バーテンダーを輩出した名門ホテルである。宿泊施設を持たないホテルという特殊な業態であるからこそ、味へのこだわりは群を抜いている。そんな東京會舘の味を、新規顧客の増加につなげたいという想いから創り上げたウェブサイト。
ウェブサイトへのリピートアクセスを狙うのではなく、初めて来店するであろう潜在顧客に対して、丁寧に東京會舘の世界観や料理が持つシズルを伝えるために、あえてオールフラッシュで制作した。

各レストランのコーナーにアクセスすると、10〜15秒のムービーが自動で再生される。スチール写真では伝えきれない、料理のシズルの他に、料理人の熟練された技も合わせて紹介している。またフラッシュで制作した場合のデメリットであるメンテナンス性の悪さに関しては、動画以外の全てのページをhtmlベースで吐き出すCMSを作成し、フラッシュサイト上ではそのhtmlをフラッシュ上での描画に自動的に書き換える仕組みを構築することでメンテナンス性を向上するとともに、将来的なhtmlサイトとの併設時のコストを大幅に下げることを狙った。
クラシックモダンな雰囲気の中で食す、最高の料理。静的なウェブサイトでは伝えづらいことを表現してみたかった。
Apr 05, 2010 04:42:57 by RIKIYA MARUTA
アバターの興行収入が好調らしいが。これは、映画館という業態におけるアップサイドへの転換期を意味する。結局、DVDで見れてしまうものを、わざわざ映画館で見せるというのはマーケティング的には厳しいのだが(マジョリティを相手に)、映画館でしか見られない映像内容であれば必然として、観客は映画館に行くことになる。
そして、久しぶりに行った映画館で以前そうしていたようにポップコーンを食べ、コーラを飲み、そして以前とは違うキレイなシートの映画館にちょっぴり感動し彼らは、また近いうちに来ようと思うはずだ。映画館で映画を観る楽しみをRemindされたわけだ。そして、しばらく3D作品は、好調な成績を保つのだろう。
消費行動を変化させる「必然」を映画界は作り出した。
一方で、暗いというか、先が見えないのが新聞・雑誌である。特に雑誌は深刻で、速報性で劣るメディアにも関わらず、それをはね返すだけの強い文章や編集の力を感じる事が少ない。さきほども、とある雑誌を表紙の言葉に惹かれ買ったがすでにゴミ箱に入れた。メディアに携わる者として、ゴミ箱に入れる前になぜ魅力が少ないかを考えながらあらためてページをめくり返す作業はしてみた。感想は、インターネット普及以前であればマシだったかもしれない記事だが情報の深追いができる今の環境において取材力の弱さを感じるのは否めない。経費削減なんだろうなと、そう見えてしまったらおしまいじゃないかな。あとは写真を含め、ネット系の記事配信の会社にはできない強みをもっと活かすこと。文化の担い手としての気概が感じられない。そんな雑誌を、一食分の食事より高い金額払って読まないだろう。
新聞に関しても、先が明るいわけはない。ただ雑誌に比較すると、Distributionの仕組みの差が購読者の減少を緩和させているはずである。まだ損益分岐を超えているいるうちにやるべきことがある。まだキャリアの発表がないが、iPadが4月末日発売となっている。新聞が、ネットニュースに較べて良かった点は一覧性であったはずだ。それがiPadによって、失われることになる。(解像度次第だが)しかし、デジタル媒体での有料化を模索するには最高のタイミングであり、ターニングポイントになる。また、そのときは、新聞社の記事だからといって文章と写真だけでよいというわけではない。伝えるということにおいて必要であれば、動画も入れるべきだし音情報や、リアルタイムでの集計データとの連動などちょっと殻を破ってみたらどうかと思う。
しかし、何よりも新興メディアに負けない取材力を見たい。結局メディアという乗り物が変わってもコンテンツ力なんだ。一つ心配なことは、新聞紙がなくなったら自転車の手入れするときに、何を敷けばいいんだろ。(((゜д゜;)))
Apr 05, 2010 04:15:00 by RIKIYA MARUTA

聖マリアンア医科大学との共同研究で生まれた化粧品ブランド「Marianna」。肌の老化現象を何かの素材で補うのではなく、肌が本来持つ自己治癒能力を液晶物理学の原理を使って蘇らせる化粧品。
会社の創業に際してのCIから始まり、化粧品ブランドのブランディングおよびパッケージデザイン、広告全般の制作を担当させていただいた。
広告表現において最も苦労したのが薬事法との闘い。証明できる効果があってもコピーに表記することが難しく、全く新しい考え方から生まれた製品の良さをキチンと伝える事が最大の課題であり、薬事法を専門とする弁護士とともにコピーワークを進めていった。その中で、化粧品の考え方に「今までなかった」液晶物理学を応用したことを中世に科学を「魔術」として捉えていたことになぞらえ、「魔力」と表現。初期のトーン&マナーを形成する大きな要素が出来上がった。

パッケージデザインに関しても、定義したブランドパーソナリティとの整合性をとりつつ量産化に向けて試作を繰り返した。

こちらは後発のホワイトニングライン。インパクトを求めたデビューの時と違い、より商品特性を分かりやすくそして洗練されたものへと変化させた。

商品広告と同時に、開発ストーリーを研究者視点で語る雑誌広告とTVCMも展開。実際に発明した女性研究者をキャストに、ドクターズコスメであることおよびターゲットと同じ年齢性別の研究者による開発であることを訴求しファンクショナルな面だけでなく、Emotional Bondingの強化を図った。
Mar 28, 2010 18:59:28 by RIKIYA MARUTA
医療保険や年金保険を除き、一般的に生命保険は自分のためよりも残された者たちが自分の死後も同じように生活できるように加入するものである。言い換えれば、究極の無償の愛なのだが、加入する側も受け取る側も、その辺りの意識が希薄なのではないだろうか。日本人が苦手な「まっすぐな気持ちを伝える。」ということをストレートに提起することによって、生命保険が持つ本当の意義が伝わればと思い制作したものである。
上の動画を見た視聴者が、ウェブ上で自分の思いを大切な人にEカードで伝えられるような仕組みを用意しているが、その中で、公開することを許可していただいた文章に関しては他のユーザーも閲覧可能とした。これがこのプロジェクトを後押ししたのではないだろうか。あくまで制作サイドである我々が作った動画は作り物であり時として狙いが透けて見える。それに対して、ユーザーからのメッセージはテキストではあるが強い想いがこもったノンフィクションであり心を打たれるものばかりであった。他にもブログパーツなども功を奏したがバイラルの力強さを感じられたプロジェクトであった。

Mar 26, 2010 17:55:06 by RIKIYA MARUTA
感動的な景色を撮影したのに、カメラだとつまらない景色だった。
美味しそうな料理ができたけど、写真になると美味しくなさそう。
子供をちゃんと撮り残しておきたい。
一眼レフのカメラを買ったけど、そんな悩みがある方を対象に
少人数制の写真塾を開校しました。
場 所:表参道(弊社)
曜 日:水曜日・土曜日(選択可)
時 間:14:00-15:30・19:00-20:30(選択可)
授業料:3,500円/回
回 数:全6回
スタジオや屋外ロケなどの広告用写真撮影の現場に潜入するコマなども予定するなど
広告のクリエイティブエージェンシーだからできる写真塾です。
お問い合わせはお気軽に、school@risn.jpまで。
※スパム対策のため@を日本語にしてありますのでコピペして使うと送れません。
※講座の開催日時や受講料などは全て予定です。変更する可能性もあります。
Mar 26, 2010 17:28:53 by RIKIYA MARUTA
今年開校20周年を迎える慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス(通称SFC)。
開校当時は「未来からの留学生」というスローガンを掲げ、
インターネットや語学教育、横断型の学問領域など新しい大学像を社会に提示できていた。
しかしながら20年近い歳月が経つにつれ、語学もインターネットも当たり前のものとなり
SFCの特徴である「何でも学べる」という特徴が「何をするところか分からない」という
裏からの評価に変わっていた。また慶應義塾が持つブランド力も十分継承できていなかった。
そこでCI活動の核となるロゴマークを作成。

SFCの持つポップさやデジタル感は失わずに、しかし慶應っぽさや、20年という歳月に
ふさわしい伝統感というものをロゴマークにこめた。
そしてVIをスムーズに進めるために英文フォントも作成。

弊社が全ての広報ツールを作成するのであれば問題はないが、現実的ではないので
誰が作ってもトーン&マナーをある程度共通化する目的でVIガイドラインは作るが
そこにオリジナルフォントが加わるとよりトーン&マナーは均一化できる。
そしてSFCを苦しめていた「何をするところか分からない」という問題に関しては
以下のウェブサイトを構築することで解決を目指した。

トップページ上に散りばめられた写真は、大学の教員である。
ある教員をクリックすると、その教員と相関が高い教員ほど大きく、近くに表示される。
「何でもできる」という表現はやはり乱暴であり、そこにヴィジョンを感じにくいが
学問領域の秩序を、相関のヴィジュアライズによって直感的に意識できるようにするとともに
目的意識をもって訪れた閲覧者に対して、他の好奇心を刺激することができる。
システム的にはフラッシュ化することで犠牲となる更新性の低下を
独自のCMSの構築により払拭するとともに、HTML版とフラッシュ版の同時更新を可能にした。
4月4日に20周年記念式典が開かれる。
CIやVIは、長期的な取り組みが必要な事業であり
30周年の時にも続くアイデンティティになっていて欲しい。
Mar 09, 2010 14:10:25 by RIKIYA MARUTA
引っ越しました告知のウェブサイトを
2年間ひっぱりましたが
いい加減にしろというおしかりが多かったので
リニューアルしました。
カッコいいサイトよりも
情報をキチンと伝えるサイトを考えて
シンプルに作ってみました。
サイト制作は、元うちのスタッフで
今はスパーズという会社を経営する
山崎薫にお願いしました。
http://www.spurs.jp
Feb 27, 2010 13:00:26 by webmaster