今年開校20周年を迎える慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス(通称SFC)。
開校当時は「未来からの留学生」というスローガンを掲げ、
インターネットや語学教育、横断型の学問領域など新しい大学像を社会に提示できていた。
しかしながら20年近い歳月が経つにつれ、語学もインターネットも当たり前のものとなり
SFCの特徴である「何でも学べる」という特徴が「何をするところか分からない」という
裏からの評価に変わっていた。また慶應義塾が持つブランド力も十分継承できていなかった。
そこでCI活動の核となるロゴマークを作成。
SFCの持つポップさやデジタル感は失わずに、しかし慶應っぽさや、20年という歳月に
ふさわしい伝統感というものをロゴマークにこめた。
そしてVIをスムーズに進めるために英文フォントも作成。
弊社が全ての広報ツールを作成するのであれば問題はないが、現実的ではないので
誰が作ってもトーン&マナーをある程度共通化する目的でVIガイドラインは作るが
そこにオリジナルフォントが加わるとよりトーン&マナーは均一化できる。
そしてSFCを苦しめていた「何をするところか分からない」という問題に関しては
以下のウェブサイトを構築することで解決を目指した。
トップページ上に散りばめられた写真は、大学の教員である。
ある教員をクリックすると、その教員と相関が高い教員ほど大きく、近くに表示される。
「何でもできる」という表現はやはり乱暴であり、そこにヴィジョンを感じにくいが
学問領域の秩序を、相関のヴィジュアライズによって直感的に意識できるようにするとともに
目的意識をもって訪れた閲覧者に対して、他の好奇心を刺激することができる。
システム的にはフラッシュ化することで犠牲となる更新性の低下を
独自のCMSの構築により払拭するとともに、HTML版とフラッシュ版の同時更新を可能にした。
4月4日に20周年記念式典が開かれる。
CIやVIは、長期的な取り組みが必要な事業であり
30周年の時にも続くアイデンティティになっていて欲しい。






















































