全15段は、憧れでした。

アバターの興行収入が好調らしいが。これは、映画館という業態におけるアップサイドへの転換期を意味する。結局、DVDで見れてしまうものを、わざわざ映画館で見せるというのはマーケティング的には厳しいのだが(マジョリティを相手に)、映画館でしか見られない映像内容であれば必然として、観客は映画館に行くことになる。

そして、久しぶりに行った映画館で以前そうしていたようにポップコーンを食べ、コーラを飲み、そして以前とは違うキレイなシートの映画館にちょっぴり感動し彼らは、また近いうちに来ようと思うはずだ。映画館で映画を観る楽しみをRemindされたわけだ。そして、しばらく3D作品は、好調な成績を保つのだろう。

消費行動を変化させる「必然」を映画界は作り出した。

一方で、暗いというか、先が見えないのが新聞・雑誌である。特に雑誌は深刻で、速報性で劣るメディアにも関わらず、それをはね返すだけの強い文章や編集の力を感じる事が少ない。さきほども、とある雑誌を表紙の言葉に惹かれ買ったがすでにゴミ箱に入れた。メディアに携わる者として、ゴミ箱に入れる前になぜ魅力が少ないかを考えながらあらためてページをめくり返す作業はしてみた。感想は、インターネット普及以前であればマシだったかもしれない記事だが情報の深追いができる今の環境において取材力の弱さを感じるのは否めない。経費削減なんだろうなと、そう見えてしまったらおしまいじゃないかな。あとは写真を含め、ネット系の記事配信の会社にはできない強みをもっと活かすこと。文化の担い手としての気概が感じられない。そんな雑誌を、一食分の食事より高い金額払って読まないだろう。

新聞に関しても、先が明るいわけはない。ただ雑誌に比較すると、Distributionの仕組みの差が購読者の減少を緩和させているはずである。まだ損益分岐を超えているいるうちにやるべきことがある。まだキャリアの発表がないが、iPadが4月末日発売となっている。新聞が、ネットニュースに較べて良かった点は一覧性であったはずだ。それがiPadによって、失われることになる。(解像度次第だが)しかし、デジタル媒体での有料化を模索するには最高のタイミングであり、ターニングポイントになる。また、そのときは、新聞社の記事だからといって文章と写真だけでよいというわけではない。伝えるということにおいて必要であれば、動画も入れるべきだし音情報や、リアルタイムでの集計データとの連動などちょっと殻を破ってみたらどうかと思う。

しかし、何よりも新興メディアに負けない取材力を見たい。結局メディアという乗り物が変わってもコンテンツ力なんだ。一つ心配なことは、新聞紙がなくなったら自転車の手入れするときに、何を敷けばいいんだろ。(((゜д゜;)))